レッドブルのマックス・フェルスタッペンはハンガリーGP以降批判の的となっていますが、その中のひとつに決勝当日の3時までシムレーシングで夜更かしをしていたことが話題となりました。
その件について元F1王者のニコ・ロズベルグがマクラーレンのランド・ノリスを引き合いに出して語る場面があったので紹介します。以下がSky Sportsのインタビューでのロズベルグのコメントです。
「私は、ノリスがよりプロフェッショナルなアスリートになろうと学んでいることに感心している。」
「まだF1ドライバーとなった最初の頃、とくにリカルドがチームメイトだった時の彼はアスリートとして完璧を追い求めているという感じではなかった。」
「だが現在では、彼は23時05分に就寝し、8時05に起床して、必要な食事を準備する。そういった姿勢を聞けることはいいことだ。」
一方で、決勝レース前夜にも関わらず睡眠よりシムレーシングを優先させたフェルスタッペンに対しては厳しめのコメントを残しました。
「その逆がフェルスタッペンだ。彼は昨晩3時までシムレーシングをしていた。それには少しがっかりだ。」
「そのような姿勢は、彼がF1で勝ち続けることの容易さに慣れてしまったことを示しているように思う。」
ロズベルグ自身、現役時代チームメートだったハミルトンに勝つために、日本の禅を取り入れるなどフィジカル的な部分はもちろんメンタル面でも最高の状態を保つためにハードワークを惜しまなかったドライバーです。タイトル争いのプレッシャーから眠れない夜もあったといいます。
本人もそのような経験があったからこそ、フェルスタッペンのレースへのアプローチを知って思うところがあったのでしょう。
フェルスタッペンも本人なりの考えがあると思うので、後半戦も各ドライバーがベストパフォーマンスを発揮してコース上で激しいバトルがみれることを期待しましょう!
(画像/ニコロズベルグ公式Ⅹより引用)
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