アロンソは衰えたのか? エディ・ジョーダンが違和感を語る

2度のF1王者であるフェルナンド・アロンソは2001年にF1デビューし、1度引退を表明するも2021年にアルピーヌから復帰。43歳の今に至るまで類いまれな才能とドライビングテクニックで勝負強さを発揮してきました。

 

しかし、今シーズンの最高位フィニッシュはサウジアラビアの5位で、過去8レースでのポイント獲得はわずか3回にとどまっています。

 

昨年のような勢いがみられないここまでのアロンソについて、かつてF1でチームオーナーも務めたエディ・ジョーダンが、デビット・クルサードとともに出演しているポッドキャストFormula for Successで率直な評価を下しました。

 

「もし長いキャリアを重ねて年々よくなっていったドライバーがいたら教えてほしい。」

 

「シーズン当初のアロンソは非常に良かった。だが今はトップ10でフィニッシュするかしないかの位置にいる。」

 

「偶然にも彼はスパでいい走りをして多くのポイントをチームにもたらした。」

 

「しかし、アロンソ自身が思い描いているレベルと実際の彼には大きな隔たりがある」

 

「彼自身は自分がルイス(ハミルトン)と同等だと考えているようだ。正直、彼は今年ルイスと戦えると期待していただろうがそうではなかった。そして、残りのシーズンもそうなることはないだろう。」

 

アロンソは昨シーズン、開幕から驚異的な走りを見せ、8度の表彰台に上がるなど206ポイントを獲得し、ランキング4位を記録しました。

 

アロンソ自身も、昨シーズンはチームとしてトップ4に入っていたにも関わらず、今季は中盤での争いを強いられている状況に「少しがっかりしている」とコメントしています。

 

今のアストンマーティンのマシンがドライブしづらいというのは以前本人も話していましたが、それを前提としても、ストロールに対して昨年ほど圧倒できていないところが少し心配なところです。シーズンはじめにはチームと複数年契約を結ぶなど3度目のワールドチャンピオンを目指すアロンソも今年7月で43歳を迎えました。アロンソは再び上位争いに加わることができるのか注目していきましょう!

 

(画像/アストンマーティン公式Ⅹより引用)

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