今シーズン限りでフェラーリを離脱するカルロス・サインツが、現在の心境について語った。
現メルセデスのルイス・ハミルトンが来シーズンからサインツに代わってフェラーリでドライブすることがすでに決定している中、スペイン版GQのインタビューで「ハミルトンの方が優れたドライバーか」の問いに答えた。
「もちろんそうは思わない。まったく思わないよ。もしグリッド上の他のドライバーたちが聞かれたとしても彼らは同じように答えるだろう。」
「僕は、どのチームにとってもベストな選択肢だと思っているし、このメンタリティこそが僕がF1ドライバーとして高いレベルで戦い続けられる要因だと考えている」
「とはいえ、7回のワールドチャンピオンと契約する機会があり、そのことがチームにもたらすものを考えればフェラーリ側の判断も理解できる。」
「それが、 冷静に状況をみたときあまり辛くならない理由だ。単に他のドライバーに代わられるのではなく、彼はF1の歴史の中でベストの一人だから。」
さらにサインツは、来シーズンは自身が上位争いができる可能性が低いと認めつつ、今は残りのレースに集中していると続けた。
「今は表彰台を狙えるマシンがあるからそのチャンスを最大限に活かすだけだ。来シーズンがどうなるかわからないから…」
いまだ来シーズンの去就が不透明なサインツは、メルセデス、レッドブル、ウィリアムズ、アルピーヌ、アウディなどとリンクしていると伝えられるなかウィリアムズへの移籍が最も有力視されている。
(画像/フェラーリ公式Ⅹより引用)
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