シーズンが進むにつれてフェラーリが着実にポイントを重ねる中、マクラーレンとメルセデスが速さを見せてきたことでコンストラクターズタイトル争いが白熱してきました。ここ数戦の追い上げにより、マクラーレンはトップのレッドブル(408点)との差を現時点で42ポイントまで縮めてきました。
そんな中、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、前半戦を終えてGPBLOG Viaplayのインタビューに答え、コンストラクターズタイトル争いについて語りました。
「正直、(スパでの)メルセデスは予想以上に速かった。」
「でも、マクラーレンとメルセデスでポイントを取り合う形となればそれは僕らにとってはポジティブなことだ。(レッドブルがコンストラクターズを獲るためには)シーズンの終わりまでそのような状況が間違いなく必要だ。」
「ポイント差は大きくみえるが、1つのミスまたはリタイアでそのリードはなくなってしまう。現実的にならなければならない。もし、すべてのレースに勝てれば何も心配することはないだろうけど…」
「ここ数戦はずっとマクラーレンやメルセデスのほうが速さを見せている。もちろん、自分もダメージを最小限に抑えるために持っているマシンの特性を最大限に引き出さないといけない。」
やはり、フェルスタッペンも今の状況に危機感を持ち始めているようです。特に最後のダメージを最小限に抑えるという発言から、本人もライバルチームに対してレッドブルのマシンの優位性がなくなっていると捉えていることが伺えます。
フェルスタッペン自身もここ数年の圧倒的なマシンでの一人勝ち状態から一転、ライバルチームとの激しい戦いの中で冷静さを失う場面が目立つようになりました。
先日残留が発表されたペレスとともにコンストラクターズタイトルを死守できるのか。後半戦に注目しましょう!
(画像/レッドブル公式Ⅹより引用)
コメント