角田裕毅はホンダF1と組むアストンマーティンへの移籍がベスト?
今シーズン、レッドブルのセルジオ・ペレスは開幕から不調に苦しみ、サマーブレイク後のチームに居場所はないとメディアで報じられてきました。ペレスの後任として名前が挙がっていたのが現RBのダニエル・リカルドと角田裕毅、そして昨シーズン途中に負傷したリカルドに代わってドライバーを務めたリアム・ローソンでした。
しかし、ペレスの後任として有力視されていたのは現在レッドブルのリザーブを務めるローソンと低調なパフォーマンスが続くリカルドで、チームはシーズンを通してリカルドを上回った角田を二人ほど真剣に起用を検討していたようには見えませんでした。
この状況に対して、1996年F1王者のデイモン・ヒルがNation F1 podcast で角田裕毅の今後について、このままレッドブルにないがしろにされるのであれば別のオプションを考慮すべきだと語りました。
「私が彼ならアストンマーティンに電話をかけるよ。なぜなら彼は日本人で、アストンマーティンはホンダとともに戦うことが決まっている。」
続けて角田が以前、レッドブルが自分よりローソンを選ぶとすればその決断は不可解だというコメントを残したことについても反応しました。
「彼がそうした発言をするのは正当だと思う。もしそうなれば、彼からすれば理解できないし筋が通っていないと感じるだろう。」
ポッドキャスト内のデイモン・ヒルの発言からも読み取れるように今シーズンの安定したパフォーマンスで角田はF1での評価を確実に高めています。しかし、今シーズンにかかわらず、ホーナーはずっと角田に対しての評価が低いという印象があるので、今後のことを考えればレッドブルから離れる決断が重要になりそうな気もします。
ペレスの残留が決まったということで、とにかく今は素晴らしい走りを続けてもらい、将来的にトップ争いをする角田選手を楽しみに待ちましょう!
(画像/Visa Cash App RB F1 Team公式Ⅹより引用)
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